NovelJam 2018秋 観戦記第6話
分厚い束になった原稿を運び、感慨深そうに白いカゴの中に入れる。緊張感の高い会場内の空気は、その瞬間だけ和らぎ、拍手が響く。続々と各チームがフィニッシュテープを切…
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NovelJam 2018秋 観戦記第5話
11月24日、この日の八王子市の日の入りは16時31分。それとほぼ同時刻に、NovelJamは初稿戻しの時刻を迎えていた。編集と著者のコミュニケーションが、最も深まる時間帯。各…
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NovelJam 2018秋 観戦記第4話
2日目午後最初のイベントは、校正者・大西寿男氏による校正セミナーだった。 文章の書き方・直し方は人それぞれであり、それぞれの手法をすり合わせていくのは意外と難し…
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NovelJam 2018秋 観戦記第3話
本格的な執筆が始まったのは、19時半からだった。 最初のプロット公開まで、約1時間半。この間に各々が「家」に対するアイデアを膨らませていく。 プロットの公開はエブリ…
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NovelJam 2018秋 観戦記第2話
NovelJamの華はチーム決めである。 突然、見ず知らずの人間が出逢い、本をつくる。いや、そういうイベントなのだが、真面目に考えると不思議なシチュエーションである。お…
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NovelJam 2018秋 観戦記第1話
NovelJamの朝は早い。 スカスカだった横浜線は、時が経つにつれて次第に、色とりどりの登山服を着た人々で溢れてきた。そうか、今日は3連休の始まりだった。とても今の気…
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