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NovelJam 2017 参戦 / 観戦記など

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このマガジンは「NovelJam 2017」の参戦記や観戦記などをまとめてあります。「NovelJam 2017」は、2017年2月4日から5日に東京都千代田区市ヶ谷(株式会社ブ…
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NovelJam2017反省文

私、和良拓馬はNovelJam2017における自らの執筆能力の無さを棚に上げ、延々とSNS上で不貞腐れた挙げ句、書き直してやる! とわめいたわりには作品を1年弱放置し、こっそり応募した2018大会にうっかり選出され慌てて準備をしている現状を深く反省し、ここに一筆記させて頂きます。 ※まずは美味しいお弁当の画像をお楽しみください というわけで、こんにちは。僕です。 色々ありまして、2018大会には編集担当として参加させて頂きます。どうかお手柔らかに… 新しい大会に出る前

「漫画屋ですがNovelJamに参加しました。」前/後編 完全版(おまけ付き)※本編は無料でご覧になれます

P.16 こちらで読めます!→ https://bccks.jp/store/noveljam2017

¥100

第2回開催しますの御連絡いただいたっす記念:第1回NovelJam生還記、あるいは如何にして私は心配するのをやめ(なくもなかったが、それはともかく、何だかんだ不安を抱い)て世界初の即興小説制作イベントを愉しむようになったか【注00】

【00】ちなみに以下の文章は、半分ほどは実際に生還直後にしたためたものですが、今回めでたく第2回があるとの御連絡をいただき、「あ、そういえばアレまだ書きかけだった^^;!」と慌てて完成させた文章であります……が、特に文章内容もノリも変更なく、その後の顛末については文末に第三部として加筆してあります。あと、投げ銭システムですので最後まで読めますが、気に入ったらチャリ〜ンと212円ほど放り込んでやってください^^。 第一部:接触篇S「とゆわけで無事に生還したわけですが」 M「な

¥212
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漫画屋ですがNovelJamに参加しました。/後編 かずはしとも

+15

漫画屋ですがNovelJamに参加しました。/前編 かずはしとも

NovelJam参加してきた記の9

「私小説を書いてみたいんです」と坂東さんはもう一度いった。「私小説ですか」「そうです」厳密な定義は知らないけれど、実体験をベースにした小説ということだろう。しかし、坂東太郎さんといえば、10年ごしの引きニートを辞めて外出すると、自宅ごと異世界に転移してたり、異世界で開拓民になったり、エルフに会ったりする作品を書いてきた人気作家さんだ。だから、この提案はかなり意外である。しかし油断してはいけない。世の中にはいろんな「私」がいる。もしかしたら、日常的にエルフが見えたり、しょっちゅ

NovelJam参加してきた記の8

1日目の昼食まい泉の洋食弁当を机に置き、NovelJamのタイムテーブルを改めて読んでみた。作業開始は13時30分。まだ1時間以上ある。先に一服してこようと立ち上がると、波野發作さんと目があった。彼も喫煙者だ。「いきますか」的な目線を交わす。波野さんが編集を担当するHチームのテーブル上には今朝見かけた帽子があった。架空鉄道『北急電鉄』制帽だ。SF作家・米田淳一さんと同じチームらしい。そばにいた青年がギターを置いて立ち上がり、無言で着いてくる。ギター小説を書いている作家の澤俊之

NovelJam参加してきた記の7

編集者向け講演は90分ほどで終わり、席を立つと、後ろで小さな歓声があがった。表紙を担当する5名(デザイナー、イラストレーター)がそこにはいて、1枚の水彩画を囲んでいる。この場の様子を90分ほどで描いてしまった人がいたらしい。有田満弘さんというその方は『ポケモンカードゲーム』とか『ファイナルファンタジー XI』の公式サイトイラストを手がけておられるすごい人で、ぼくは初対面だったのだけど、たしかにその水彩画はすごかった。(→こちらのツイートで見られます。) でもそれ以上にすごか

NovelJam参加してきた記の6

2017年2月4日午前10時、市ヶ谷・五番町グランドビル7FでNovelJamが始まった。日本独立作家同盟、鷹野凌理事長が最初に発した言葉は「おはようございます」。会場に集った小説家が、漫画家が、20代が、50代が、白髪が(ぼくだ)びっくりするくらい素直な声で「おはようございます」と返す。続いて、このイベントのプロデューサーである江口晋太朗さんが登壇した。ちなみにNovelJamの公式サイトの下の方に貼ってある記者会見動画説明文には、ここ数ヶ月ずっと「イベントプロディーサー」

NovelJam参加あれこれ。その2。

一昨日、NovelJamの参加メンバー全員でマンションを一棟を買って、そこを創作の拠点にしよう!みたいなことになって、取りまとめ役の鷹野凌さんの説明をみんなで一斉に受ける……という夢を見ました。どんだけ楽しかったんですかね、私。というわけで、つづき。 NovelJamでは、実際創作始める前にも色々あったのですが、その辺は省略。全体の流れなどはこちら、著者としての参加者である結城紫雄さんの記事が面白くてわかりやすかったです。 小説版ハッカソン「NovelJam」参戦レポート

NovelJam参加あれこれ。その1。

2017年2月4、5日、二日間にわたって「NovelJam」というイベントに参加してきました。 もう2週間経ってるので、あちこちでおもしろくてちゃんとしたレポートなど上がっていて、それらを読むことで満たされつつあるのですが、備忘録的に。 NovelJamは、かんたんに言うと2日間で小説書いて、本にして、販売までもっていくというイベントです。販売まで、というのが素敵と思って応募。 昔から好きなことばっかりして暮らしたい子供だったので、小学校入った頃から好きな漫画を仕事にす

NovelJam参加してきた記の5

喫煙所から7階の会場に戻る。人が増えている。20代から60代まで、白髪(ぼくだ)からモヒカンまで、いろんな人がいる。星雲賞受賞作家さん、漫画家さん、漫画原作者さん、脚本家さんとかお顔を拝見したことのある方の姿も見える。どうやらマジらしい。2日間で小説を書き上げる小説ハッカソンというのは文字通りの意味で、プロアマ区別しないというのも本当に本当で、それをこれからやるのだという。そりゃたしかにそう聞いたけど、ここまで本当に文字通りマジだとは思わなかったよ。「表向きはああいったけどよ

NovelJam参加してきた記の4

架空の鉄道会社制帽をかぶったSF作家さんと佇んでいると、若い女性が現れて総勢3人になった。「NovelJamですか?」「NovelJamです」「ぼくたちもNovelJamです」「NovelJam開場します」振り返ると9時で受付が始まっていた。黄色のカードホルダーは編集者の目印らしい。「古田さんはEチームです」「Eチーム?」「作家と編集の組単位で机が分かれているのでEと書いてあるところでお待ちください」「なるほど」「あとEチームは…」「何ですか?」「ちょっと」「え?」「…理事長

NovelJam参加してきた記の3

喫煙所は駅近くの小さな公園にあった。JR市ヶ谷駅ホームを見下ろしながら一服する。寒いから煙と吐く息の区別がつかないなと思ったとき、以前もここで煙草を吸ったことがあるのを思い出した。それはたぶん1995年7月で、ぼくはライターというものになろうとしている名古屋の小劇団員だった。やり方がわからず、手当たり次第、東京の雑誌に企画書やコラムを送りつけていたら「これ載せるよ」と連絡があり、それがこの駅の近くにある雑誌の編集部で、高速バスに乗って挨拶に来たら「また何か書いたら持っておいで