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NovelJam 2018秋 参戦 / 観戦記など

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このマガジンには「NovelJam 2018秋」の参戦記や観戦記などをまとめていきます。「NovelJam 2018秋」は、2018年11月23日から25日に大学セミナーハウス(… もっと読む
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#コラム

ついに天王星がおひつじ座から出てった

ついに天王星がおひつじ座から出てった

朝から花粉症がひどくて、ぐずぐず鼻が鳴っています。これも大きな星が動いた反動かしら?いやきっと昨日雨で今日が晴れ渡っているせい。

星占いをやってない人は、おとといがどんな重要な日かなんて知りませんよね。

ちなみに私がnoteを始めたのも星占いに言われたからです。

6日、天王星が完全に牡羊座から牡牛座へと抜けました!

いやあ、その日にゴーンさんが釈放されて、10億円動くって象徴的。さすが金を

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「コミュニティ」へと変化するNovelJam

「コミュニティ」へと変化するNovelJam

※本稿はいち個人の勝手な寸評です。予めご了承下さい

NovelJam2018秋は今月1日のグランプリで無事に閉幕した。11月末から約2カ月に渡る戦いの中では新しい試みが多く生まれ、外野から眺めている身としても大変刺激的だった。というか、あれこれ勝手に乗り込んですいません。

そんなわけで、大会結果は上記リンクでご確認下さい。

さて、今回の秋大会(以下第3回/第3回大会とする)は前回大会(同第2

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Noveljam詩集 2018秋

Noveljam詩集 2018秋

詩を書きたいというひそかなモチベーション。
あまりにも強烈だったNoveljam体験を起点として、不勉強ながらも創作や編集についてずっと語っていたいジャムロス症候群。
長々と書き連ねるのなら、いっそ練習がてら詩にしてしまえという謎企画です。ご存知すぎる通りすでに2019年ですが、2018年のイベントですので気にしたら負けです。

RichTextForm五感にコンパイルされたとたん、転がり出す文字

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NovelJam2018秋、終幕までの走り書き。

NovelJam2018秋、終幕までの走り書き。

NovelJam2018秋が、今日2/1で終わる。

グランプリ審査なるものがあり、表彰などもあるようだ。けど、正直わたしはその辺はどうでもいいなと思っている。昔からその手のものの持つ意味がよくわからない人間だった。表彰の本質は、多くの人(あるいは尊敬している人、届けたい人)に届いたということの証明なんだろうなぁと、前回の花田菜々子賞受賞の際に感じた。あの時のうれしさは、「ちゃんと読んでくれた人が

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Noveljam2018秋 スピード総括

Noveljam2018秋 スピード総括

 チームH担当編集のつきぬけです、明日はnoveljamグランプリ表彰式ですね。やれそうな施策は一通り終わったので、総括合戦の流れにのっかろうと思います。
 現在連載中のnoveljam参戦記がダラダラと記憶を辿るタイプの記事なので、当記事では端的にまとめます。

目的と達成度(イベント全体)■目的
①化学反応的な創作現場を目に焼き付けること
②編集者としての研鑽

■達成度
① ◎
文句なしに達

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繰り返す長編の夢 ~帰りゃんせ百物語『#夢シリーズ』~

出版創作イベントNoveljam発の怪談小説『帰りゃんせ』の販促企画として百物語連載が進行中。その中からシリーズ化されているものをピックアップして、読み切りエッセイとしてまとめました。
この記事では、日野さんが思春期に体験した「ストーリー夢」についてのエピソードを主にまとめています。
※ 当記事の著作権は、元記事執筆者の日野光里さんに帰属します。

市松人形のお祓い思春期の時期、やけにストーリー性

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七代先まで飲み明かす ~帰りゃんせ百物語『#末代バー』シリーズ~

出版創作イベントNoveljam発の怪談小説『帰りゃんせ』の販促企画として百物語連載が進行中。その中からシリーズ化されているものをピックアップして、読み切りエッセイとしてまとめました。
この記事では、日野さん行きつけのバーに関連したお話を集めました。
※ 当記事の著作権は、元記事執筆者の日野光里さんに帰属します。

火事で燃えた遺影去年のクリスマス会、プレゼント交換会もあるというので、いそいそとプ

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怪奇を呼ぶ友 ~帰りゃんせ百物語『#オカル友』シリーズ~

出版創作イベントNoveljam発の怪談小説『帰りゃんせ』の販促企画として百物語連載が進行中。その中からシリーズ化されているものをピックアップして、読み切りエッセイとしてまとめました。
この記事では、日野さんに心霊情報を提供してくれる「オカル友」にまつわるお話をまとめました。
※ 当記事の著作権は、元記事執筆者の日野光里さんに帰属します。

おかっぱの女の子私には定期的にオカルト談義をするために寄

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我が家の怪異 ~帰りゃんせ百物語『#むっちゃん』シリーズ~

出版創作イベントNoveljam発の怪談小説『帰りゃんせ』の販促企画として百物語連載が進行中。その中からシリーズ化されているものをピックアップして、読み切りエッセイとしてまとめました。
当記事では、著者・日野さんの愛娘「むっちゃん」にまつわる、アットホームだけどちょっと背筋が刺激される怪談よもやま話をまとめました。
※ 当記事の著作権は、元記事執筆者の日野光里さんに帰属します。

肉団子今日の昼間

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百物語95話目「タルパの死」(実話怪談)

百物語95話目「タルパの死」(実話怪談)

なんと昨日、ドグ子ちゃん(山田スイッチさん)のnoteで紹介してもらいました~!!ぱふんぱふんぱふん~♪ありがとう~~♪♪

上記のコメント欄で気付いたんだけど、うちの娘・むっちゃんにもタルパらしき人はいた。

しばらく、お姉ちゃんがいるという遊びをしてたのだ。

幼少期にはよくあることだとスルーしてたんだけど、あれってタルパ?

だって、あれ実体化してたよね。

それで、タルパ(イマジナリーフレ

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百物語94話目「末代バー」(実話怪談)

百物語94話目「末代バー」(実話怪談)

呪われた人というのはいる。

残念ながら、呪われているのもわかって、霊能者を頼っても助けられないと言われ、結局亡くなった人を知っている。

その人のせいじゃないのに――。

先祖の行いのせいで、呪われて、結局、彼は死に、その一族は死に絶えた。

最後に、生きてると見まごう姿で、かつての職場に現れたそうだ。

そう同じ職場で働いていた人から聞いた。

まったく普通の人間に見えたけど、同じ時間、彼は病

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百物語87話目「お菊姫の話・中編」(実話怪談)

百物語87話目「お菊姫の話・中編」(実話怪談)

前回までのお話――。

番町皿屋敷で有名なお菊。そして、全国にはお菊という名で殺された女性がたくさんにいる。その中でも最強と言われるのが福岡の山田地蔵尊に祀られているお菊姫と母親とその侍女6人の怨霊。60人以上を取り殺し、九州一の怨霊と呼ばれている。

そのお菊姫が祀らている山田地蔵尊、ではない神社を調べたりしていたオカル友が、今度はお菊姫が命を落とした場所を探そうと調査を開始した。

ネットで見

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百物語74話目「粥占い」(実話怪談)

百物語74話目「粥占い」(実話怪談)

本日、更新がないと思ったでしょ?

今日は7日に変わる寸前にしたかったのだ。

なぜならネタが粥だから。明日は七草粥の日ですね。

というわけで、粥占いの話をします。

粥占いすげーと思ったのは、福岡で震度6強を観測した西方沖地震のとき。福岡はもともと地震がほぼない地域。大分の阿蘇近くから越してきた私も、揺れなさ過ぎて驚いた。

それが、いきなり震度6だからねー。いやー、あのときは大変だったよ。

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百物語73話目「命の期限」(実話怪談)

百物語73話目「命の期限」(実話怪談)

よく聞く話のパターンで、「二十歳まで生きられません」ってのがあるよね。

私のまわりにも虚弱な体質で、そう言われた人がふたりいる。そのうち、ひとりは医学書か論文だかに、自分のことが載っていると言ってた。どちらもいまだにピンピンしてます。

で、こういう虚弱系じゃなくて、一時的に命が助かったけど、何歳までしか持たないからって言われるパターンがあるじゃん。

民話とか伝説とかでよく聞く王道の命の期限。

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