NovelJam 2018秋 参戦 / 観戦記など

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百物語6話目「座布団枕のSL」(実話怪談)

これは超怖い話に採話はされなかったけれど、最初に当時の掲示板に書き込んだ話で、編集の加藤さんに面白がられた話だ。

こたつに入ったまま、私はふたつ折りにした座布団を枕にして横になっていた。

突然、耳をつけていた座布団枕の中から

ポ――――ッ!!!

と、SLの汽笛の音が響く。

なんだ? これ?

と思いながらも、そのまま座布団枕に耳をつけたまま、続きを聞いた。

すると、ゆっくりと車輪がまわ

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ありあり~!
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百物語5話目「井戸」(実話怪談)

これは今、住んでる場所近くでの話。

私の家は海から5分くらいのところある。

ある日――。

近所の人が釣りから帰ってきて高熱を出し、何日も熱が下がらない。医者も原因がわからないと言う。

それで拝み屋さんを呼んできた。

当時中学校の近くに拝み屋さんがいるのは知ってたから、たぶんそこの人だろう。

「あなた、井戸の上に何かを置いたでしょ?」

言われて、高熱を出した人は、釣りの餌を井戸の蓋の上

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うれしー!
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百物語3話目「病室を巡る霊」(実話)

アキレス腱が切れるときには、ブチーンっと音が鳴ったという。

バトミントンをしてた母親が怪我をして入院した。市内の病院なので、同じ市内の高校生だった私はバスで郡部へ帰る前に立ち寄るのが日課となる。

「この病院、幽霊が出るのよ」

母親が怯えながら伝えてきたときに、オカルト好きの私の目が輝いたのは言うまでもない。

「その話、くわしく!」

その病院は三階建て。母は一番上の少し狭い病棟に入院してい

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またきてねー!
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