NovelJam 2018秋 参戦 / 観戦記など

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ノート

百物語4話目「河童のおばあさん」(実話)

※追記あり

前回までの話――。

一階の病室から律儀にベッドひとつひとつに順次現れていた女の幽霊。ついに二階の巡回を終えて、母のいる三階へと来る夜、私は無情にも母を置き去りにし、翌日わくわくしながら何があったか聞きに来た。

「来なかったよ」

「えっ!」

現れるなら、入り口左の母か、右のおばさんのはずだが、それ以来、ぱたりと女の幽霊は病室に現れなくなった。

さて、この病室の入り口右に入院し

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